絵本のたまてばこ

絵本の読み聞かせのボランティア活動記録と絵本の紹介

ばあばは、だいじょうぶ <絵本の紹介>

小学生以上の方、特にいま介護を頑張っている方、いかがでしょうか? 
優しい気持ちを思い出せるかも?


主人公は小学生の男の子。
おばあちゃんと一緒に暮らしています。
おばあちゃん大好きっ子です。
学校から帰ってくると「おばあちゃん、色々忘れてしまう病気になってしまったんだよ。」とお母さんから聞きます。
その時は「おばあちゃん、早く良くなるといいなぁ。」と思っていました。
けれどだんだんと日を追うごとに困惑でいっぱいになり、イライラがつもり、ついには嫌悪となりました。
お母さんから「おばあちゃんをみといてね。」と言われたのに無視をするようになってしまいました。
そんな主人公がおばあちゃんの事を、優しく大切に思うようになるまでのお話です。

私は読み終わって、目が潤んでしまいました。

認知症になるとなぜか言動が荒ぶりますよね……。
仕方ないことだと自らに言い聞かせるけれど、心がささくれます。
そんな時にこれを読んで、優しい気持ちの呼び水になったらいいなと思いました。

良かったら是非一度読んでみて下さいね。


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